エッセイ「スタ友」という最高の友人たち

私には友だちがあまりいない

女性にはありがちな話だと思うのだが
結婚と出産によりそれまでの友だちとは
疎遠になっていくのだ

住む場所が変わることも多く
それに伴い新しい人脈を築かなければならない

しかもそれは
自分自身が「この人と仲良くなりたい」
と思った、というよりは
子どもの友だちのお母さん
いわゆるママ友と呼ばれる人の場合が多い

その場合子ども主体のため
自分自身はそのお母さんと
気が合わない場合だって存在する

たいして気が合わない人と
仲良くやっていくのも疲れるわけで
私の場合は子どもに影響のない範囲で
距離を置くことが多い

一方、学生時代の自分の友だちにも
それぞれ家庭があって忙しいわけで
なかなか連絡がとりづらい
結局いつのまにやら疎遠になるという場合が多い

もちろん、会ったり電話をしたりすれば
楽しく話すことはできるのだが
なんとなく心の距離を感じてしまったりもする

というわけで私には友だちが少ない

ただ、私はそれを気にはしていない
友だちと呼べる大切な人は
少ないとはいえ、いてくれるからだ

そして最近では私の中で
「スタ友」の存在がどんどん大きくなっている

スタ友・・・スタエフ友だちだ

スタエフで知り合って、顔も知らない人が多い

しかし声は毎日のように聴いていて
考え方や価値観もなんとなくわかる人も多い

実際に会ったことはないけれど
リアルな友だちよりも
お互いのことを理解しあえているのではないか
と思えることも多い

おそらく
スタエフをがっつりやっている人でないと
理解できない話だとは思う
しかしこれが実情だし
こう思っているのは私だけではないはずだ

スタ友がリアルな友だちをこえて
自分の最高の友人になる日だってやってくる

みんなスタエフを楽しんでいこう

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