エッセイ「有給がないから」という決めつけ

私は会社員として病院で働いているとき
「有給がないからもう休めない」
と思ったことがあった

もちろんその他にも
自分の仕事のカバーをしてくれる人員がいない
などの理由もあったが
いずれにせよ、残りの有給数を気にして
ムリして出勤したことがあった

当時の私は
「有給の範囲内でしか休むことができない」
と思い込んでいた

確かに、有給の範囲を超えて休むと給料は減る
そしてまわりの人の反応も
あまりよくないのかもしれない

しかし少なくとも
有給がないと休めないわけではない

給料は減るかもしれないけれども
休むことはできるのだ

これは私が無知だったというよりも
勝手にそのように決めつけていた
という要素が強いように思う

今になって冷静に考えると
たとえ給料が減っても
まわりから嫌な目で見られても
必要に応じて休みを取って
自分を守ることを最優先すべきなんだよね

それまでどれだけ会社や上司に
尽くしていたとしても
なにかあったときに守ってはもらえない

自分で自分を守るしかないんだよね

変な決めつけは捨てて
自分のことは自分で守っていきたいね

有給がないのなら無給でもいいじゃん

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