読書記録『セルフケアの道具箱』

セルフケアの道具箱
――ストレスと上手につきあう100のワーク

 著者:伊藤絵美
 発行所:晶文社
 2020年7月初版発行

いろいろなことでストレスが溜まり
人間関係に疲れている人におすすめの1冊です

本書は以下の10部構成で書かれており
1つの章につき10個のワークが紹介されています

セルフケアの道具箱
――ストレスと上手につきあう100のワーク

 1 とりあえず、落ち着く
 2 誰かとつながる
 3 ストレッサーに気づいて書き出す
 4 ストレス反応に気づいて書き出す
 5 マインドフルネスを実践する(身体、行動、五感を使って)
 6 マインドフルネスを実践する(思考、イメージ、感情に気づいて手放す)
 7 小さなコーピングをたくさん見つけよう
 8 生きづらさの「根っこ」と「正体」を見てみよう
 9 「呪いのことば」から「希望のことば」へ
 10 「内なるチャイルド」を守り、癒す

スキーマはこの世の真実じゃない

ここで理解してもらいたいのは「スキーマはこの世の真実じゃない!」ということです。これは私たちのなかに植え付けられた「思い」にすぎません。スキーマは私たちの心の中の深い部分に植え付けられているから、いかにも真実のように私たちは感じてしまいますが、実は真実ではないのです。

セルフケアの道具箱――ストレスと上手につきあう100のワーク』 第8章生きづらさの「根っこ」と「正体」を見てみよう より引用

スキーマとは、自動思考より深いレベルにある、継続する認知のこと。その人にとっての「深い思い」「マイルール」「自分イメージ」「世界や他者に関するイメージ」「信念」といったものがスキーマに該当する、とあります。

私がよく使うことばで言うと「価値観」に該当しそうです
「○○すべきだ」とか「○○しなければ」とかそういう思いがあったりしますよね

それ自分の軸となっており大事な部分でもあるとは思うのですが、それに固執し縛り付けられてしまうと苦しいですよね。
また、自分だけでなくまわりの人にその考えを強要すると「価値観の押し付け」となってしまいます。

このような考えが出てきて苦しい思いをしていたら「今スキーマが発動しているな。これは真実じゃない」と思うことが重要とのこと。ちょっと俯瞰的に見て、変な自己暗示から解放されたいですね


「内なるチャイルド」の要求

今、私たちの中にある「内なるチャイルド」の感情欲求は、あなた自身がそれに耳を傾け、満たすことができます。(中略)感情欲求には5種類あって、具体的には【①安心したい、愛されたい、理解されたい、守られたい、自分と他者を信頼したい、②自分に自信をもちたい、上手にできるようになりたい、しっかりした自分になりたい、物事にチャレンジしたい、③自分の欲求や感情や意思をまず大事にしたい、自分の欲求を大事にしてほしい、④のびのびと暮らしたい、人生を楽しみたい、⑤ルールを守り、みんなと平等でありたい、自分だけでなく他人の権利も大事にしたい】というものでしたね。(中略)欲求に耳をかたむけ、その欲求に応えてあげましょう。

『セルフケアの道具箱――ストレスと上手につきあう100のワーク』 第10章 「内なるチャイルド」を守り、癒す より引用

私たちは毎日いろんなことを頑張り、自分を犠牲にしているようなことも多いですよね。

私自身、元夫の両親と同居をしていたころは特に自分の好きなものがなにかわからなくなるほどに自分を見失っていました。これらの感情欲求はあったものの、その声に耳を傾け欲求に応えてあげることができませんでした。そんな状態だったので限界を迎えてしまっていたんだなぁと改めて思います。

今は新しい生活が始まり自分の欲求に素直に応じられておりすっかり元気になりました。自分を大事にすることはやっぱり大事なことだなと思う今日この頃です。

セルフケアの道具箱 | 晶文社

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