あなたのエッセイ「ワカ」

若山倫、通称ワカ

彼を一言で形容するとしたら
「スーパー戦隊ヒーローのレッド」
このことばが最適だろう

「レッド」と言えば
真ん中にいてリーダー的存在
みんなから慕われ
うまく統制を図る

まさに彼そのものだ

人望が厚く
全体を見てみんなを引っ張る
しかし決して高圧的ではなく
ワンマンなわけでもなく
まわりを見て手を取り合ってくれる

そして人との距離の取り方がうまい
融通も利く

一般的に、こんなふうに
他人に接することができる人は
自分を疎かにしていることが多い
自分を犠牲にして他人に尽くしているのだ

しかし彼は違う

他人のことだけでなく自分のことも
ものすごく大切にしている

大好きなジョジョについて語る時なんて
少年そのもので
目をキラキラ輝かせているし

組んでいるバンドのスカイロケッツのライブで
ステージに立っている時なんて
お客さんを楽しませつつも誰よりも楽しんでいる

そんな姿を見ているとこっちまで楽しくなる

彼は少年の心そのままに
必要な知識と教養と社交性を完璧に纏った
大人なのである

最低限のルールはわきまえてはいるが
自分の軸・信念を強く持ち
人生を楽しむこと、遊ぶことを忘れない

自分も他人も犠牲にしない
みんな一緒に楽しむんだ、成功するんだと
優しく背中を支えつつ引っ張っていってくれるのだ

多くの大人が目指すべき
「自分も他人もどちらも大切にする」
ということを、彼は抜かりなく
遂行できているのではないだろうか

完璧すぎてなんだか悔しいから
欠点を探してみた(笑)

・・・が思いつかない

欠点がないところ、それが彼の欠点だ

今回の内容は
「飛立未鳥にオリジナル衣装を作らせて」企画に
賛同、応援いただいた
ワカさんへのエッセイとなります

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