エッセイ「かえるコール」といういいわけ

「かえるコール」
もしくは「かえるメール」

最近では多くが「かえるLINE」かな

ここではまとめて「かえるコール」
ということにしておく

いずれにせよ
外出している者が家にいる家族に対して
「今から帰る」という旨を伝える手段だ

携帯電話が一人一台に普及する前は
いつもと違う場所から直帰するようなとき以外
「かえるコール」をすることは
ほとんどなかっただろう

私が社会人になった頃には
みんな当たり前のように
一人一台携帯電話を持っていた

というわけで私の親世代には
「かえるコール」の習慣はないが
私と同世代であれば
「かえるコール」の習慣がついても良いはずだ

毎日決まって定時で帰ってくるならば
それは不要かもしれないが
そうではない場合には家で待つ家族のため
「かえるコール」をしてもいいのではないか
というのが持論である

というわけで私は夫に
会社を出るときにLINEをするように
伝えているのだが
見事に毎回三日坊主なのだ

どうしてそんなに忘れるのかと聞いてみた所
「もう寝てるかなと思って」
という私のことを気遣うフリをしながらの
いいわけが返ってきた

まぁ確かに毎日帰宅時間は遅いので
先に寝ていることがほとんどだが
スマホにはおやすみモードだってある

夜中の3時くらいに目が覚めて
まだ帰ってきていないと
途中で事故などにまきこまれたのではないか
と心配するから会社を出るとき
連絡をしてほしいのだが・・・

でもまぁ何度言っても三日坊主なので
言うのはやめた

なんともぐちっぽいエッセイになってしまったが
これを読んでくださっているみなさまは
家族が望むのであれば
「かえるコール」をしましょう

それが夫婦円満の秘訣
・・・かもしれない

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