高齢者にとって聴き取りにくい音
年を重ねると誰でも聴力が衰えます
つまり「耳が聴こえにくくなる」
ということです
「自分はまだまだ大丈夫」
と思っていても
「聴力のピークは二十歳」
という話もありますので
実は気付かないうちに
聴こえにくくなっているのです
中でも「聴き取りにくい音」
というのが存在します
それは高い音です
![](https://hidatemidori.com/wp-content/uploads/2024/04/ブログ-49.jpg)
というわけで高齢者に向かって
キンキンキャンキャン喋っても
うるさく感じるだけで
伝えたいことは伝わりません
高齢者に話しかけるときは
・少しゆっくりめ
・少し大きめ
で話すことを心がけてみてください
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ちなみに具体的に聴きとりづらい音としては
「イ段」の音
イキシチニヒミリです
イは他の母音に比べて少々音が高く
高齢者にとって聴き取りづらいようです
各母音発声時の舌の位置が
前方である母音ほど高いので
口腔咽頭の共鳴の関係と思われます
イ段の中でも「シ」と「ヒ」は特に
聴き取りづらい印象です
(仕事上の肌感覚ですが)
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ということでイ段の音は特に伝わりづらいので
何度も苦労して言うのではなく
文字など視覚的な手段に頼ったほうが賢明です
・文字で伝える
・絵を描く
・写真を見せる
・動画を見せる
などなどの視覚的な手段を有効活用してください
何度も大きな声を出して伝えるのも疲れますし
高齢者も疲れます
ぜひ視覚的な手段も併用してくださいね
なおその際は
マジックなどで大きな字で書くことを
おすすめします
耳だけでなく目も衰えていることをお忘れなく
以上、参考になれば幸いです