ことばの羽根

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~43

前回のお話はこちら 最初から読みたい方はこちら 50代ウェルニッケ失語男性・・・ 幸い、失語症以外の症状は軽く独歩も可能であった もともと営業職をされていたようでコミュニケーション意欲や態度も良好人当たりの良い人であった […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~42

前回のお話はこちら 最終的にこの患者さんはだいたい常食を食べられるようになったと思う よかったよかった さすが若いと違う 無事にご自宅に退院され本当に安心した 【50代男性・ウェルニッケ失語】 ここでウェルニッケ失語とい […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~41

前回のお話はこちら さてこの患者さんの奥さまはとても熱心で協力的であった ただ、愛する旦那さまのことを想うがあまり少々暴走気味であった 持ち込みの飲食物を食べて良いかはその患者さんによって異なる 糖尿病や塩分制限があるよ […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~40

前回のお話はこちら ご家族と全てのスタッフ、そしてなによりご本人の努力の甲斐あって鼻からのチューブを抜き口からご飯を食べられるようになった患者さん よかったよかった めでたしめでたし、ではない なぜなら嚥下訓練というのは […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~39

前回のお話はこちら そんなわけで担当のSTは「ご縁」ではあるのだが全て「運」であり「STガチャ」のようなものだ まぁSTだけではない 主治医、入院病棟の看護師長、担当ナース、そしてリハビリの担当スタッフ これらすべてはあ […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~38

前回のお話はこちら さてそんな周囲からの期待を背負った40代嚥下障害男性・・・ ではあるのだが周囲からの期待を背負っているのは彼だけではない STも同様だ 家族と多職種とそして本人からの「なんとか食べさせろ」という無言の […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~37

前回のお話はこちら ST1年目は常勤STが私一人非常勤のSTが週に1回というなかなかにカオスな状況だった 週に1度私の指導のために来てくれていたSTの先輩が私が2年目になる年から職員として戻ってきてくれることになった そ […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~36

前回のお話はこちら 前回「むせなければOKではない」と書いた 今回はこの件について記していきたい 「むせる」という反応は食べ物や水分や唾液などの本来食道へ行くべきものが誤って気道に行ってしまった場合に起こる このような誤 […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~35

前回のお話はこちら 前回も書いたが患者さんの食事介助方法はいかにSTが行うときと同じように病棟で行ってもらうかが重要である 問題は食事介助方法をどのように周知するか・・・ その病院にもよるが私が当時勤めていたA病院は食堂 […]

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ことばの羽根 ~あるSTの物語~34

前回のお話はこちら 前回リハビリというものには『ご本人の想い』『家族の想い』『医師の想い』『看護師さん、介護士さんの想い』『リハビリスタッフの想い』が複雑に交錯すると書いた これは言語リハビリよりも嚥下リハビリに強く言え […]

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