Kindle本無料キャンペーンと期間限定99円販売の比較
私のような無名の一般人が出すKindle本の場合
Kindle本の販促方法として大きく2つ
「無料キャンペーン」と「期間限定で99円にする」
という方法があります
なお、「期間限定99円」と書いておりますが
常に99円で販売することも可能です。
しかしここでは「普段は500円だけれども
期間限定で99円にする」というイメージで
お願いします
無料キャンペーン
3ヶ月のうち最大5日間、無料で提供できる
もう少し細かい内容はありますがごく簡単に記すとこんな感じです。
無料にできる期間はAmazon様により定められており
Kindle本に関しては常に無料で出すことはできません。
期間限定99円販売
価格設定を変更し一時的に99円にする
「99円」としているのは
Kindle本の希望小売価格の最小値が99円だからです
これ以上安い金額では販売できません
つまり
「無料キャンペーン」と「期間限定99円」は
無料にするか、最低価格にするかの違い
ということになります
無料キャンペーン
![Kindle本無料キャンペーン](https://hidatemidori.com/wp-content/uploads/2023/11/ブログ表紙-75.jpg)
無料キャンペーンでは無料となるため
Kindle Unlimitedに加入していない方も
手に取ってもらいやすく
多くの人に届けられる可能性があります
それによりレビューを書いてもらえる可能性や
Xなどで拡散してもらえる可能性も出てきます
このようなメリットはありますが
無料キャンペーンでDLしていただいた分に関しては
著者の収益はありません
期間限定99円販売
![Kindle本99円販売](https://hidatemidori.com/wp-content/uploads/2023/11/ブログ表紙-74.jpg)
無料キャンペーンは
ランキングの無料部門だったのに対し
期間限定99円販売は
ランキングの有料部門です
そのため強豪は多く、有料ランキングで上位に
食い込むことは大変なことです
とはいえ、購入してもらえているため
上位に行きやすく
500円などの正規の価格にした後も
ランキングが落ちにくいらしいです
そしてなんといっても
無料キャンペーンとは異なり
著者の収益があります
99円販売だとロイヤリティは35%ですけどね
(ロイヤリティ70%は250円以上の場合となります)
![](https://hidatemidori.com/wp-content/uploads/2023/11/ブログ表紙-76.jpg)
まとめ
どちらにおいても「多くの人に届けられる」
というメリットはありますが
著者自身が本当に届けたい人に
ピンポイントに届くのは「期間限定99円」です
無料では
「 あんまり興味ない内容の本だけど
無料だからDLしておくか 」
という人もDLしてくれます
これはこれでありがたいことではあるのですが
場合によっては必要以上にマイナスなレビューを
されてしまうことがあります
ちなみに無料で多くの人に配ったからと言って
自動的にレビューが増えるというわけでも
ありません(個人的には増えませんでした)
一方、その内容に興味のある方であれば
99円での販売は喜ばれ購入してもらえるでしょう
なお、Kindle Unlimited加入者の場合
99円での購入ではなくKindle Unlimitedで
読まれることもあります
ある程度のページ数の本であれば
99円購入よりも
Kindle Unlimitedで読んでもらえた方が
収益は大きいのでどちらで読んでもらえても
著者的には嬉しいですね
以上により上記のようなリスクを負って
無料で配るよりも
興味のある方に絞ることができる99円販売の方が
全体的なメリットが大きいのではないか
というのが私の見解です
もちろんこれは私の考えなので
参考にしつつあなたのKindle本の販促方法を
検討していただけたら幸いです