うつ病になると電話が嫌いになる?

私はうつ病だった当時
電話をかけることが非常に嫌いでした

家族や友だち、非常に慣れた相手ならともかく
仕事で時々話す程度の人や
始めて行こうとしているお店など
慣れていない相手にかける場合
電話は非常にハードルの高い作業で
できればやりたくない、後回し案件となっていました

その理由は大きく3つあります

① 「今電話をかけて大丈夫かな」と
   相手の都合を気にしなければならない
② 自分が伝えたい要件を
   音声言語のみで伝えなければならない
③ 相手が伝えたい要件を
   音声言語のみで理解しなければならない

ひとつずつ解説していきます

① 「今電話をかけて大丈夫かな」と
   相手の都合を気にしなければならない

「そんなこと気にしなくていいじゃん」と
思われるかもしれません
でも気にしてしまうのです

もし忙しいタイミングで電話をかけてしまった場合
いかにも不機嫌な対応になる方もいらっしゃいます
そうなった場合、凹んでしまうのです
だから「この時間はまだ忙しいかな」などと
あれこれ考えて電話できず結局できないまま
1日が終わってしまうこともあります

「今電話をかけて大丈夫かな」と考えることで
疲弊していってしまいます・・・・

② 自分が伝えたい要件を
   音声言語のみで伝えなければならない

直接会って話すのであれば
身振り手振りや指差し、絵、地図、資料など
音声言語以外の視覚的な手段を併用しながら
自分の伝えたいことを話すことができます

しかし電話の場合、そのような視覚的手段はなく
音声言語のみで伝えなければなりません

うつ病で十分頭が働いていない状態では
的確にことばを選択して話すことは難しく
電話での難易度は更に上がってしまいます

③ 相手が伝えたい要件を
   音声言語のみで理解しなければならない

聞き手の場合も同様です

視覚的手段なしで音声言語のみで
理解しなければいけません

たとえば文字言語は意図的に消さない限り
その場に残ります
そのため何度も見返して確認することができます

一方で音声言語は
録音しておくか、急いでメモをとらない限り
すぐに消えてしまいます

うつ病になると記憶力も低下しますので
電話で言われたことを覚えておくことは
難しくなります

そうなるとメモなどの作業が必須となり
やはり電話は難易度の高いものとなるのです

このような理由から
私は電話が嫌いでした

今でも慣れない人との電話は
できれば避けたいくらいです

だから
「うつ病でも電話くらいできるだろう」
なんて思わないでいてあげてくださいね


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