ことばの羽根
ことばの羽根 ~あるSTの物語~33
前回のお話はこちら 同級生のおばあちゃんがどうこうという話ではないのだが リハビリというものには『ご本人の想い』『家族の想い』『医師の想い』『看護師さん、介護士さんの想い』『リハビリスタッフの想い』が複雑に交錯する ・本 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~32
前回のお話はこちら 【80代女性・Aさん/嚥下障害】 私が勤めていたのは生まれ育ったところと同じ市内の病院であったため時々知り合いの方にお会いすることがあった この80代の女性Bさんは私の同級生のおばあちゃんだった 残念 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~31
前回のお話はこちら 【40代男性・Aさん/失語症】続き 積極的にリハビリに取り組んでいただけたこと年齢的にお若いことなどからAさんはめきめき良くなっていった とはいえ言語障害というのは回復に随分と時間がかかる Aさんの大 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~30
前回のお話はこちら 患者さんはいろんな人がいた 思い出して書いていきたいと思う(もちろん個人情報にかかわらない範囲で) 【40代男性・Aさん/失語症】 患者さんは70代80代の方がほとんどだったが時々若い方もみえたAさん […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~29
前回のお話はこちら さてそんなわけで先輩が時々指導してくれるとはいえ基本ひとり職場(常勤STひとり)で私のST人生は始まった 前にも少し書いたが当時国家試験の合格発表は4月になってからだった 自己採点で8割程度とれており […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~28
前回のお話はこちら 前回を書いてから随分経ってしまったが続きをかいてみたいと思う 私が入職した2004年当時もまだあまり言語聴覚士という仕事は浸透していなかった 病院内でさえそのように感じたのだから無理もない もちろん一 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~27
前回のお話はこちら A病院へのリハビリの同期入職は理学療法士(PT)5人作業療法士(OT)2人言語聴覚士(ST)私1人ってなかんじだった 同期含めスタッフ間の仲は全体的に良かったのでカルテを書きながらしゃべっていて早く仕 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~26
前回のお話はこちら 言語聴覚士のM先生は同じ学校出身年齢的には10歳程度?年上の女性の先生結婚はしてみえたが当時お子さんはみえなかった いわゆる「女の人」というかんじの性格では全くなく、さばさばした気持ちの良い人だった姉 […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~25
前回のお話はこちら 私が最初に入職したA病院は35床の回復期リハビリ病棟を含む全100床弱の病院だった(私の記憶が正しければ、だが) 診療科としては内科や産婦人科があった 私は卒業式後、春休みを返上して職場へ行き始めた […]
ことばの羽根 ~あるSTの物語~24
前回のお話はこちら さてSTとして働き始めたA病院にてM先生と出会い、私のST人生は大きく変化していくのだがその前に回復期リハビリ病棟について少し書いていきたいと思う 病院に入院されている患者さんというのは点滴をしている […]