ことばの羽根 ~あるSTの物語~25

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私が最初に入職したA病院は
35床の回復期リハビリ病棟を含む
全100床弱の病院だった
(私の記憶が正しければ、だが)

診療科としては内科や産婦人科があった

私は卒業式後、春休みを返上して
職場へ行き始めた

私と入れ替わりとなるM先生に
いろんなノウハウを教えていただくために

しかし私は教えてもらえばもらうほど
どんどんと不安になっていった

学校で習ってきたことと
今、目の前でM先生が患者さんに
行っていることがまるで違う

今まで私は何を学んできたんだろうと思った

学校のカリキュラムや
教える先生方(特にドクター陣)のまずさは
あったと思う
前にも書いたがドクター陣の授業は
自分よがりで生徒が現場に出たときに
必要となる情報ではない
そのドクターが自分の得意分野を
話しているだけの授業なのだ

そうは言っても
あまりにも学んできたこととのギャップがあり
戸惑いを通り越して不安しかない
というのが本心だった

これから私はひとりでやっていけるんだろうか

M先生に教えていただける2週間
その不安だけが常に脳裏にあった

  続く。

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