エッセイ「化粧をする」という魔法

化粧はそのことばの通り
「化ける」なんて言ったりもするが
私は残念ながら不器用で
化粧が上手ではないので化けられない
化けられるのも才能だと思う

そんな化粧なのだが
まぁ正直面倒なこともある

とは言っても外出時には化粧をするようにしている

紫外線対策という意味もあるが
その他にも「自分のテンションを上げる」
という意味もある

鏡を見たときに
すっぴんの自分はなんだか残念な感じだ
どうしても年齢があらわれてしまう

「歳をとることがすごく嫌!」
というわけではないのだが
とは言え少しでもキレイでいたいものだ

鏡にうつった自分が
化粧をしているだけで
すっぴんの自分よりは多少良く見えて
それだけで口角が上がりやすくなるのだ
それだけでテンションを上げられるのだ
単純な自分を褒めてあげたい

テンションが上がらないときには
外出予定がなくても
化粧することもある

化粧とはある意味、魔法だと思う

私にとっては
男性を誘惑するための魔法ではなく
自分を洗脳するための魔法

口角上げてご機嫌で過ごすんだ
という洗脳をするための魔法

こんな魔法をかけるため
今日も私は化粧をする

コメントを残す