歩き出すきっかけになった1冊

うつ病の症状のひとつに
「本が読めなくなる」という症状があります

私も当時、本が読めなくなりました

最初は「名探偵コナン」の絵を眺めていました
「コナンくん、かわいいなぁ」って

あるときマンガではなく文字の本を読みたい気持ちが
なんとなく湧いてきました

でも難しい本を読む気にはとてもなりませんでした
理解できる自信もありませんでしたしね

でも今の自分から変わりたい気持ちが
強くなっていった頃だったので
なにか読みたいなと思ったのです

そんな私が選んだ本は

オードリー若林さんの「ナナメの夕暮れ」

もともと若林さん自体好きでしたが
そもそもお笑いの世界にはあまり興味がない人間なので
「テレビで時々おみかけする芸人さん」
という程度の認識でした
しかしあるとき
この本がネットで紹介されていたのをみかけて
興味をもったように思います

若林さんはずっと「生き辛さ」を感じながら
生きてきたそうですが
この本では「自分探し」の答えと
「日々を楽しむ」ってことをたぐり寄せた軌跡が描かれています

この本はうつ病からの脱出本のような
うつ病関連本ではありません

しかし、どこか共感できる部分が多々あり
読んでいて気持ちが楽になったことを覚えています
おそらく「生き辛さ」を感じ続け
結果的にうつ病になった側面もある私にも
シンクロしたんだろうなと思います

読み終わったとき
私の心の中に少しだけ差していた光が
大きくなったような気がしました

私はこの本を読み終えることができたことを皮切りに
他の本も読むことができるようになりました

苦手で読めない本はありましたが
マンガの絵を眺めるだけの読書からは
脱することができました

本には自分の知らないいろんな世界があります
いろんな可能性がつまっていると思います

もし読めるなら本を読むことをおすすめします

ただ、うつ病になってすぐの頃は読めません
無理して読むのではなく
「読みたいという気持ちが湧いてきたら読む」
くらい大きく気楽に捉えていただけたらと思います

オードリー若林さんの「ナナメの夕暮れ」でも
他の本でもなんでも良いと思います

あなたの歩き出すきっかけになる一冊に
出会えますように

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