家に自分の居場所を感じられないとマズイ５つの理由

あなたにとって家とはどのような場所でしょうか
安心できる、くつろげる場所ですか？

家に自分の居場所を感じられていますか？

基本的に仕事ではストレスが溜まります
家に帰って、家族の笑顔を見たり、楽しく会話したり、ゆったりお風呂に浸かったりしながらそのストレスを取り払っていくことが理想です。家とはそのような安心・安全なくつろげる場所であるべきですよね

しかしもしもそうでなかった場合、溜まったストレスをどこかに向けなければなりません。どこかで癒しを手に入れなければなりません。その矛先がどこに向いているかによって上記のようにわかれます。程度にもよりますが後々問題が生じてきてしまう場合も多くあります。家に自分の居場所を感じられないとマズイ５つの理由となるということです

・仕事に没頭する

世の中には家庭でのさみしさを紛らわすために仕事に没頭する人もいます。仕事の内容やタイミングによってできる場合とできない場合があるかとは思いますが。
この方法は一見問題なさそうに思えるのですが結局なんの解決にもなっていません。この時点ではまだ大きな問題は生じていませんが家族との溝が深まる危険性や仕事のストレスが大きく膨れ上がる危険性もはらんでいます。

・趣味に没頭する

人によっては趣味に没頭することによって解消します。こちらも一見問題なさそうに思えますが、根本的にはなんの解決にもなっておらず、またその趣味にのめりこみすぎると後々大きな問題が出てくる場合もあります。何をするかによって大きく異なりますが中には非常にお金がかかるようなものもありますよね。また飲食に向いた場合には食べすぎや飲みすぎになってしまうリスクもあります。ギャンブルなど場合によっては依存症となってしまうこともあります。

・浮気をする

浮気の原因はいろいろあるかと思いますがその中の１つに「家に自分の居場所を感じられなかった」というものもあるかと思います（あくまで予想ですが）自分を必要としてくれる人を求めてつい浮気をしてしまったようなかんじですかね。妻が子どもの世話ばかりでかまってくれないと拗ねる夫をイメージするとわかりやすいですね

・犯罪をおかす

これはあってはならないことなのですが矛先が他者、物、動物などに向き、行き過ぎてしまった場合に犯罪となってしまうこともあります。傷害や器物破損、動物虐待などですね。また薬物に手を出してしまうこともここに含まれます。そしてSNSなどによる誹謗中傷で他者を攻撃する行為も含みます。ストレス発散の矛先を完全に間違えているパターンです

・うつ病などの病気になる

うつ病は脳の病気であるため直接的な原因ではありませんがきっかけとなってしまう可能性はあるのではないかと思います。ストレス解消や癒しの矛先をどこにも向けられなかった結果として表れてしまったようなかんじでしょうか。この内容に関しては拙著「うつ病予防決定版」というKindle本にも書いておりますのでご興味のあるかたはご一読ください

人は家庭に自分の居場所を感じられなかった場合に以上のような５つの行動をとります。家に自分の居場所を感じられないとマズイ５つの理由となってしまうのです

仕事や趣味に没頭することで気を紛らわすことができ、リフレッシュできるのであれば問題ありませんが、これらの方法であっても行き過ぎた場合には問題が発生してしまうこともあります。矛先を変えているだけでなんの解決にもなっていませんからね

つまり、家庭に自分の居場所を確保して、安心・安全で癒される場所にすることが重要なのです

問題なく確保できている方にとっては「なにを言ってるんだ」というかんじでしょうが、家庭に居場所を感じられない人にとってはなかなか難しいことです。鍵となるのは「家族との関係性」これに尽きます

家族との関係性が良ければ、家庭で居場所がないと感じることは少なくなります
逆に関係性が悪いと居場所がないと感じやすくなります

自分のことだけでなく、家族が自分の居場所を家庭内に見出せているか、ちょっと気にしながら生活してみてくださいね