ことばの羽根 ~あるSTの物語~20

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さてそうこうしているうちに年が明け
いよいよ国家試験が近付いてきた

国家試験は
かつて私が一年間通っていた某予備校で
行われることがわかった
通っていたのは数年前とはいえ
慣れている場所であったため
余計な緊張はしないことが予想された
道順を調べる必要もなく
会場の入り口もトイレの場所さえ
把握できている
これはなかなかにありがたい

さて、私が住んでいた所そして受験会場は
頻繁に雪が降る地域とまでは言わないが
年に数回は降る

そして私の住んでいたところに関しては
10cm以上積もることも珍しくはない

試験の具体的な日時は忘れたが
雪が降ってもおかしくはない頃であったため
前日は念の為、近くのビジネスホテルに
泊まることにした

当日、雪で電車が動かず試験に間に合わない
なんて事態は絶対に避けたかったからだ

いつもとは少し違う環境にウキウキしつつも
次の日が試験ということで
おとなしく部屋で最終確認の勉強をした

明日はいよいよ国家試験だ
緊張はしていたがこれでもかというほど
勉強はしていたので合格する自信はあったし
はやくこの受験勉強から解放されたい
という気持ちもあった

そしてついに受験当日を迎えた

  続く。

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