あなたのエッセイ「緑野カエル」

美容師 兼 和紙アーティスト 緑野カエル

彼女の人生はハサミと共にある

あるときはお客さんの髪を切り
またあるときは和紙を切る

しかしそれだけではない

人生に起こった
つらいことや悲しいこともそぎ落とし
夢や楽しいことに向かって
一直線に進む

しかも彼女は卓越した
「人を巻き込む力」を持っている
ひとりで突っ走るのではなく
愛する旦那さまや仲間を巻き込みながら
皆で進むのだ

これは彼女の明るさとポジティブさと
コミュ力の高さ、自分自身を信じる力、
そして仲間を愛し応援する力、
これらが彼女に満ち溢れているからこそ
実現していると言って過言ではない

そして彼女の創作する和紙アートの世界は
なんだかとてもあたたかい

そこには人間として忘れてはいけないなにかがある

それはお母さんのおなかの中のような心地良さ
「ただいま」と言いたくなるような感覚だ

使用しているのが和紙という
日本に昔からある紙だから
というのももちろんあるだろうが
彼女がこれまでの人生で培ってきた人間力が
滲み出ているからだろう

人生に起こる喜怒哀楽
日本とオーストラリアの文化や歴史、自然の融合
彼女でなければ創造できないものがそこにはある

あたたかさとエネルギーに満ち溢れた
彼女自身と彼女が織りなす和紙アートの世界から
今後も目が離せない

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