エッセイ「サバを読む」という教訓

「ワタシってサバサバしてるから」
というマンガがあり、少し前にはドラマ化もされていた

自称わたサバ女の話で、この主人公は
「ワタシってサバサバしてるから」が口癖なのだが
実はネチネチしている

自称わたサバ女はむしろネチネチしている場合が
多い気がするのは私だけだろうか
いや、たぶん事実多いからこのようなマンガが
誕生したのだろう

私の知り合いにもひとり、自称わたサバ女がいる
「サバサバしているから過去のことは気にしない」
というようなことを言っていたが
家族に文句を言う時10年以上前のネタを
毎回のように掘り起こして
ぐちぐち言っている

これのどこがサバサバしているんだ?
誤った自己評価も甚だしい

私はサバサバしたいという気持ちがあるが
過去のことをいろいろ気にしてしまうことも多く
自分のことをサバサバしているとまでは
残念ながら思えない

ただ、基本的には未来志向の人間なので
昔のことを掘り起こして
ぐちぐち文句を言わない
というかそこまで覚えていない(笑)
まぁネタにすることはあるけどね

「サバを読む」ということばがある

サバは傷みやすい魚で
数も多かったため早口で数えられ
実際の数と合わないことから
いい加減に数を数えることを
「サバを読む」と言うようになったとか

いい加減に数を数えることや
数をごまかすことが良いことだとは限らないが
スピーディーに細かいことを気にせず
物事に取り組む姿勢は
見習うべきところもあるはずだ

「サバを読む」スピード感とおおらかさで
人生を歩んでいきたいものだ

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