読書記録『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』

『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』

 著者:佐藤舞
 発行所:株式会社KADOKAWA
 2024年7月19日初版発行

あっという間に1年が終わっていく
と思っているあなたにおすすめです

本書は以下の4部構成で書かれています

『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』

 第1章 起 「人生の浪費」の正体を暴く
 第2章 承 人生の3つの理「(死・孤独・責任)と向き合う
 第3章 転 自分の「本心」を掘り下げる
 第4章 結 本心に従って行動する

私たちが直視できないもの

私たちが直視できないものとはなんでしょうか。
私はそれを「人生の3つの理」だと考えました。

人生の3つの理
 ① 死
 ② 孤独
 ③ 責任

この3つの理を避けるために無意識に自分にウソをついて行っている行動が、間違った時間の使い方を生み出しているのです。

(中略)

向き合わなければいけない本質から目をそらし、それでいいんだといいわけをすることに時間を使っている。
これが、人生の浪費の正体なのです。

『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』 第1章 起 「人生の浪費」の正体を暴く より引用

確かにこの3つは向き合わなければいけないと
分かっていながらついつい
逃げてしまっているようなことが多いですね

しかもそれを無意識的に
行ってしまっているから恐ろしい

私がこれから行おうとしている
終活に関する活動もそう
すべての人に早かれ遅かれ「死」が
訪れるということは皆わかっているのに
日本では「死」に関することが
タブー視される傾向にすらある
親に遺産や遺言の話をしづらい、
みたいなかんじで。

この話に関してはちょっとずれていますが
まぁいずれにせよ
向き合わないといけないことから逃げ
後回しにし、適当なそれっぽい理由をつけて
自分を正当化していることばっかりなわけですね

本書は非常に興味深い部分が多々あり
再度読み返して
もっと自分事に落とし込んでいきたいなと
思いました

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