エッセイ「ゲーム」という現実逃避
私はゲームが苦手だ
(ここで言うゲームとはファミコンやswitchの類のテレビゲーム系のものを指し、トランプや人生ゲームのようなものは含めないものとします)
子どもの頃には弟と一緒に
ゲームで遊んだこともあった
スーパーファミコンでマリオカートや
ストリートファイターで遊んだ覚えがある
マリオカートにしても
ストリートファイターにしても
私は動く登場人物と一緒に動いてしまう
マリオがカーブを曲がる時には
自分も身体が左右に動くのだ
何度も遊ぶうちに上手になっていく弟に対し
私は上手になる前に嫌になってやめた
そんなわけで、遊んだことはあるものの
それ以降私の生活の中にその類のゲームは
存在しなかった
さて私の子どもは二人とも男の子だ
例に漏れずやっぱりゲームが大好きで
次から次へといろんなゲームをしている
昔のゲームに比べて今のゲームは
ルールや設定が複雑で余計にわけがわからない
ゲームをしても人生の役には立たない
勉強しないにしろ
外で友だちと遊ぶか運動をするか
本を読むかなんかしてほしい
という思いが、残念ながら私には少なからず存在する
とは言っても子どもたちはゲームがやりたいのだ
まぁ仕方ない
そんなときある出来事が勃発した
ここではその詳細に関する記載は控えるが
私はそれにより
考えなければならないが考えてもどうしようもない
考えていると動悸がしてくる
という状況となった
直面している現実に目を背けてはならないが
ずっと直視していると身が持たない・・・
そんなとき私はゲームをしてみた
すると考えなければならない現実から
しばし離れることができた
私がそのゲームに充てている時間は
はっきり言ってムダではあるのだけれども
その時間で執筆するなりなんなり
すべきではあるのだけれども
私が心を平穏に保つために
その時間は必要だった
ゲームをすることで
落ち着きを取り戻し
普段通りに家族に接することができた
私は以前、拙著
「楽しい人生を復活させる現実逃避完全マニュアル」
の中で「リフレッシュ逃避」のひとつとして
「ゲーム」を挙げた
しかしこのときには「ゲーム」に関しては
一般論を書いたのみで自身の体験談のようなものは
含んでいなかった
今ならもう少し心を込めて
「ゲーム」を「リフレッシュ逃避」のひとつとして
推せる気がする
ムダな時間かもしれないが
自分を守るためには
時には「ゲーム」も必要だ
なお、ルールや設定が難しいゲームは苦手な私が
どんなゲームをやっているかというと
「しろくまーじ」という無料で遊べるパズルゲーム
良かったらやってみてね
ちなみに昨日
自己最高得点の11370点(だったかな)
をたたきだし喜んでいるところである