エッセイ「変身体験」という魔法

1年近く前に書いた
「化粧をする」という魔法というエッセイを
最近なぜかよく読んでいただけている

どうやら「化ける」ということばが
キーになっているようなので今回は
「化ける」をテーマにもうひとつ
書いてみたいと思う

私は非日常体験が好きなのだが
その中でも「変身体験」が好きだ

普段とは異なる衣装を着て
いつもの自分から変身する

これもまさに「化ける」であろう

コスプレイヤーさんのようにはできないが
旅行先でご当地の民族衣装を着たり
なにかの仕事の制服を着ることには憧れる

というわけでキッザニアに行って
体験できる子どもがうらやましい

ちなみに私が働き始めた2000年代前半には
まだナースキャップが存在しており
一度同僚の看護師さんにかりて
かぶらせてもらったが
史上最強にに合わなかった(笑)
基本的にかわいい系の恰好は似合わない

話を戻して、こういったわけで私は
ちょっと変わった衣装を
着ることができるような機会には
着させていただくことにしている

さてなぜ私がこのように普段とは異なる服を
着ることを好むかというと
前述のように非日常体験を求めているからだ

「化ける」ことによって
いつもと違う刺激ー非日常体験ーを
得ることができる

鏡には普段の自分とは別の自分が写っている
明らかに違う自分なのだけれども
間違いなく自分なのだ

そんな自分を見ていると
生まれ変われたような気分になれる

私はうつ病から少し回復してきたときに
変身体験をして心が変わったように感じた
変身体験で心も変心したのだ

変身体験が私のうつ病回復に一役買った
といっても過言ではない

変身体験はそんな魔法を持っている


さて変身体験にもいろいろあるが
数万円程度支払えば
本格的に変身することができるところもある
私は花魁への変身をしてみた

ちなみに以前私がお世話になったお店はこちら

せっかくなので私の変身写真も貼っておこう

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