愛の言語と3本の柱
今回は昨日のブログ記事の『愛を伝える5つの方法』から少し個人的見解を含めて書いていきたいと思います
昨日のブログ記事はこちら
この本にはパートナーに愛を伝える5つの方法として「肯定的な言葉」「クオリティ・タイム」「贈り物」「サービス行為」「身体的なタッチ」が挙げられていました
さて私が物事を考えるときに大切にしている3つの柱があります。それは「身体的」「精神的」「経済的」この3つの柱です。この3本の柱に支えられてこそ安定した生活を送ることができるのです
さてここで5つの愛の言語を考えてみましょう
「肯定的な言葉」「クオリティ・タイム」「贈り物」をもらえると「精神的な満足」を得ることができます
「サービス行為」「身体的なタッチ」をもらえると最初「身体的な満足」を得ることができるのですがそれが「精神的な満足」へと繋がっていきます
5つの愛の言語いずれにしても「精神的な満足」を得られる、ということですね。人によって「精神的な満足」を強く感じるかが違うというわけです
さて「サービス行為」に関して少し補足しましょう
サービス行為とは、配偶者があなたにやってほしいと願うことを実際にしてあげることです。夫や妻に仕えることで相手を喜ばせたいと願い、相手のために何かをしてあげることで愛を表現することなのです。
『愛を伝える5つの方法』第四の愛の言語 ー「サービス行為」より引用
家事を積極的な態度で行えば愛を表現できるというものでした
家事というのは生活していくうえでやらなければならないものです。もしこれをパートナーが一切やらなかったとしたら自分がやらなければなりませんよね。それは身体的な疲労へと繋がります。そのため家事(サービス行為)をやってもらえるということは「身体的な満足」が一旦得られ、それにより「精神的な満足」が得られると考えました
(著者の先生的にはそういう問題ではなく自分のためにやってもらえることに精神的な満足を得られると言いたいのだとは思いますが)
そして「身体的なタッチ」も結局は「精神的な満足」へと繋がります。「身体的な満足」の時間は短いですよね
さて3本柱にはもう1本柱がありました。「経済的」な柱です。
5つの愛の言語には「経済的な満足」に関する内容は含まれていません。おそらく最低限確保されているとしたうえで書かれていると思われます。
愛とお金、どちらが大事かという議論がなされることもありますがちょっと考えてみましょう
AさんもBさんも経済的に同程度苦しい状況ではありますが、言うまでもなくBさんの方がダメージが大きいことが予想されますよね
なぜならAさんは「精神的な満足」を得られているから。経済的に苦しくてもパートナーと支えあって頑張っていくことができているというわけです
しかしBさんは「精神的な満足」を得られておらず、ひとりで崖っぷちをあるいているような感覚でしょう
「精神的な満足」を得られている場合と得られていない場合、経済的不安定さによる精神的ダメージが異なるということです
逆に、経済的に安定してれば「精神的な満足」が得られていなくても良いのでしょうか?
これはそうとは言い切れませんよね。お金はあるに越したことはないし、一定以上はないと困ります。
しかしお金があるから精神的に十分に満たされるかというとそうではありません。お金では解決できない心の満足度というものもあるのです
5つの愛の言語はパートナーの「精神的な満足」を満たすことができます
しかし「身体的な満足」そして「経済的な満足」も生活していく上では欠かせない要素であり、これらの3本の柱に支えられてこそ安定した生活を送ることができます
人によって5つの愛の言語のうちのどれを重要視しているか、そして「身体的な満足」及び「経済的な満足」をどの程度求めているか個人差はあるとは思いますがゼロではいけません
バランスよく提供・確保し、安定した生活を送っていきたいですね