嬉しすぎるコメント

先日、とあるブログ記事にコメントをいただいた

コメント内容はそのブログの感想ではなく
Audibleで私を知っていただき
その感想をお寄せいただいた形だ

コメント文として掲載されているとはいえ
個人情報も書いていただいている関係で
ここからそのコメントに飛ぶ形には
しないでおく

簡単に内容を記すと・・・

コメントをくださった方(以下、Aさま)
のご家族さまはうつ病にかかってみえ
Aさまはお仕事をされる傍ら
家事もこなし、家族のサポートをしてみえる

そんな中で私のKindle本のAudible版
「うつ部下の思考」そして
「うつムスメの思考」を
お聴きくださりコメントをくださった
というわけだ

そのコメントで

・読みやすい
・わかりやすい
・腑に落ちる
・皆に読んでほしい
・うつ病理解のバイブルにしてほしい

といった内容を非常に丁寧な文章で
したためていただいていた

私はそのコメントを読んで思わず泣いてしまった

私はこれまで「数より質」と自分に言い聞かせ
「数」を求めるだけの
マーケティングは行わなかった
そもそもそういう考え方が好きではなく
苦手なのだ

それに対して非難されることもあったが
とはいってもこういう考え方なのだから
仕方ない
性格的に嫌いなことはできないタイプだ

そのため「数」は追わないようにした

もちろん読まれたページ数など気にはなるけど
ただ「数」が増えることに意味はない
と考え「質」を高めることを重視した

「質」というのは自分の発信する内容
そして受信してくださる方との関係性
これらを大切にしようと心に決め
日々活動している

ただ「数」というものはわかりやすいから
それに釣られていく人たちが多いのも
事実で、私はよく現実と理想の間で
無力感や絶望感にさいなまれている

そんなときにこういった内容のコメントを
いただくと本当に嬉しい

「takeを求めていないgive」
と言ったらわかりやすいかもしれない

Aさんは私に感想を伝えてくれただけ
Aさんは私に見返りを求めていない

だから私はAさんが私に
「これまで通り、質重視で頑張れ」
「伝わる人には伝わるから」

と言ってくれている気がした

Aさんご自身は
そんなつもりは全くないと思うが
私はそのように励ましてもらえた気になった

そしてもうひとつ
Aさんが触れてくれたのがAudibleだった
という点だ

私は自称Amazonのクワトロ発信者として
Kindle本、Audible版、
ペーパーバック版、まんが版
またそれ以外にも
いろんな発信活動を行っている

それが報われた気もした

へこたれずにこれからも頑張っていきたいと思う

嬉しすぎるコメント” に対して2件のコメントがあります。

  1. 畑中秀文 より:

    私のコメントにこんな反応をしてくださり、恐縮です。
    素直な気持ちを書いただけなんですが、ありがとうございます。
    うつ病は名前は流布していますが、病気への理解が進んでなくて驚くことが多いです。
    会社の産業医と話してみても、病気を理解しているか疑わしい発言があったりしました。
    家族会的なセミナーにもネットで参加してもみましたが、学者さんが考えていることと患者さんとお医者さんと間に起きていることにも乖離があるとの印象でした。
    患者さんがお医者さんとの関係で悩まれていることが多い現状にも驚かされました。
    YouTubeや本を読んでいてもなんかモヤモヤ感が募るばかりで、自分の理解がまとまらずにいたんです。
    そんな時に貴女の本に出会い、本当に腑に落ちたんです。
    拝聴しながら、「そうやんな」とか、「そう言うことか、なるほど」とか、どんどん理解が深まっていく感覚でした。
    先日も違う職場で知り合いから「後輩が、うつ病になってどう対応したらいいのか」と聞かれた時に、貴女の2冊の本を薦めました。
    病気の本質、患者さんが感じていること、周りにして欲しいことがこんなにわかりやすく語られている本はないし、私にとって安心を与えてくれる素晴らしい2冊です。
    出会えてよかったです。
    ありがとうございます。

    1. hidate-midori より:

      畑中秀文様

      再度大変嬉しくありがたいコメントをありがとうございます。
      しかも知り合いの方にも薦めてくださったとのこと、大変嬉しく思います。ありがとうございます。

      私が当時診てもらっていた医師に
      「私にあなたの辛さはわかりません。それはあなたにしかわからないことです」
      と言われたことがあります。
      うつ病の当事者にしかわからないことがあるんですよね。

      というわけである程度の乖離は仕方ないのかもしれないと思いつつ、
      なんとかわかってもらいたい気持ちでこれらのKindle本を書いたという経緯があります。
      その乖離を少し埋められた気がして嬉しいですね。

      それにしても畑中様は家族会のセミナーに参加されたり
      ご家族にとって非常に心強くありがたいだろうなと思います。
      そのお姿に頭が下がります。
      ありがとうございます。

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