コンプレックスの対策度
前回の記事ではコンプレックスの苦悩度について書きました→こちら
一言でコンプレックスと言っても程度はさまざまということでしたね
今回は対策度について考えていきましょう
対策度1
対策としては何もしない、という段階。コンプレックスに思ってはいるが、だからといって何かをするわけではない状態。
対策度2
気が向いた時だけ対策をする、という段階。コンプレックスに思ってはいるが常にそれを隠したり改善したりしているわけでもない状態。
対策度3
常にがっつりと対策をしている、という段階。
前回の記事で述べた苦悩度と今回の対策度の数字は基本的に同等になります。つまり、苦悩度が1であれば対策度も1,苦悩度が2であれば対策度も2、といったかんじです(例外として同等ではない場合もあります)
前回の記事で例に挙げた、歯並びが悪いことをコンプレックスに思っている場合の対策度を考えていきましょう
対策度1の場合
矯正治療を考えることもなく、マスクで口を隠すようなことも特にせず、特に対策をしていない状態
対策度2の場合
マスクで口を隠すことはしているもののそれ以上のことはしていないし、マスクをはずすことも可能といった状態
苦悩度3の場合
マスクははずしたくない、できるだけはやく歯科矯正をしたい状態
苦悩度0の場合は既にネタにしたり武器にしている段階であるため対策としては行っていません。
さて、このようにどの程度対策を講じているか、講じようとしているかによって対策度は分けられます。
ひとりの人であってもさまざまな苦悩度・対策度のコンプレックスが存在します
Aさんにとって
・背が低いこと・・・苦悩度・対策度1
・一重であること・・苦悩度・対策度2
・高卒であること・・苦悩度・対策度3
これはあくまで一例ですがこのようなかんじであなたの中にもさまざまなコンプレックスが存在するのではないでしょうか
そして一度位置づけられた苦悩度・対策度の数字が変化しないのか?というとそうではありません。そのときの気分や状況によって変化します
例えば、仕事でミスをして落ち込んだりした場合に自分に自信がなくなり、それまで苦悩度・対策度が1だったものが2へと変わってしまうこともあるでしょう。誰かに指摘されることで数字が大きくなってしまうこともあります。逆に自分がコンプレックスだと思っていたにもかかわらずそれを褒められたような場合には数字が小さくなることもあるでしょう
このように苦悩度・対策度の数字はその時々により変化していきます
次回は苦悩度と対策度が同じ数字にならないケースを考えていきましょう