終活が必要な理由(2024.6月末現在の私の考え)

前回の記事では私が「終活ガイド1級」を
取得するに至った理由をお伝えしてきました
(前回の記事はこちら

今回は終活が必要な理由について
考えていきます

終活が必要な理由

① 自分の人生を振り返り、やり残しをできる限りなくし、残りの人生をめいっぱい楽しむため

② 自分の人生を振り返り、まわりの人に感謝し、その想いを伝えておくため

③ 自分の死後、家族や周りの人にかける迷惑や揉め事を最小限にするため

私としては現時点では大きくこの3つかなと考えております

① 自分の人生を振り返り、やり残しをできる限りなくし、残りの人生をめいっぱい楽しむため

自分の人生を振り返る機会というのは
あまりないのではないでしょうか

毎日毎日忙しくてそんな余裕がなかったり
誰かとの確執から逃げている、なんてことも
あるかもしれません

自分が死ぬときに
「○○しておけばよかったなぁ」
と後悔することをできる限り減らすためにも
自分の人生を振り返ることで

「そういえばこんな夢があったな」
「あの景色を見たいと思っていたんだった」

と、かつて思い描いていたことを思い出して
できることはやって、行けるところには行って
残りの人生をめいっぱい楽しむためにも
終活は必要なのではないかと思うわけです

② 自分の人生を振り返り、まわりの人に感謝し、その想いを伝えておくため

自分の人生を振り返ることで
「あの時あの人にお世話になったな」
というのがいくらでもあるかと思います

それを思い出してできる限り感謝の言葉を
伝えてみることも大切なのではないかと
思います

私たちは絶対にひとりでは生きていけません

どこかしらで誰かの力を借りて
生きています

これまでに関わったいろんな人を思い出し
感謝し、その感謝の気持ちを伝えるためにも
終活は必要です

もちろん既に亡くなっている方
連絡がつかない方もいらっしゃるでしょう

そのような場合はその方を想って
「ありがとう」とつぶやくだけでも
きっと違うはず

③ 自分の死後、家族や周りの人にかける迷惑や揉め事を最小限にするため

①②だけだとどこか自己満足なかんじに思えます

そして終活と聞いて最初に思いつくのが
この③の部分ではないでしょうか

自分の死後
絶対に自分だけで行えないこととして
「火葬」が挙げられると思います
だって既に自分は死んでいますから

お墓は作らないとか
葬式は行わないとか
いろいろ方法はあるかと思いますが
火葬だけは誰かに行ってもらわないと
自分ではどうしようもないんですよね

そしてそれにはお金もかかります

また、銀行口座のお金の管理
デジタル関連の情報の取り扱いなど
亡くなるとなにかと厄介なこともあります

これらは死後
誰かにお願いしないといけません

しかし生きているうちに
できる限りの情報を整理し
いらないものは削除や契約解除し
わかりやすくしておけば
遺された人たちの負担はかなり軽減できるのです

こういった意味でも終活は必要となります

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