ことばの羽根 ~あるSTの物語~26

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言語聴覚士のM先生は
同じ学校出身
年齢的には10歳程度?年上の女性の先生
結婚はしてみえたが当時お子さんは
みえなかった

いわゆる「女の人」というかんじの性格では
全くなく、さばさばした気持ちの良い人だった
姉御肌というタイプでもなかったが
いろんな意味で尊敬できるステキな先生だった

私はM先生に2週間はりつき見学させてもらい
できるかぎりいろんなことを吸収しようとした

けれど私には何もかもが足りていない

知識も技術も人間性も

どうしたものかと思っていた私に
M先生は救いの手を差し伸べてくれた

結局4月以降も週1回来てくれることになった
4月以降働く職場がお休みの日に
来てくださるということで・・・
なんともありえない待遇だ

M先生には本当に感謝しかない

さて、私がA病院に入職したとき
A病院自体回復期リハビリテーション病棟を
稼働させてわりとすぐのタイミングだったため
リハビリスタッフはあまり多くはなかった

私よりも上の代で
PT(理学療法士)が5名
OT(作業療法士)が1名
リハビリの助手さんが1名
といったじかんじだった(たぶん)
(STは非常勤2名)

そこに私たちの代がどばっと加わった

  続く。

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