読書記録『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』

『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』

 著者:藤井千代江
 発行所:青春出版社
 2020年4月1日 第1刷発行

本書は写真が大量にあって整理できなくて
困っている方におすすめです

本書は以下の5部構成で書かれています

『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』

 1 《いろはアルバム》を作ろう
 2 写真プリントの効用
 3 《家計の写真集・千代》を作ろう
 4 写真整理とセカンドライフ
 5 古い写真の活用術

時系列にこだわらなくていい

いちばんの悩みの種は、時系列にこだわってしまったこと。
「小学2年生のときの写真はあるのに、1年生のときの写真がない」
「卒業式の写真はあるのに、入学式の写真が見つからない」
と、写真を探したり、年代順に並べたりするだけで精いっぱいになってしまいました。

『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』はじめに より引用

本書では時系列にこだわらない
アルバムの作り方が紹介されています

確かに写真を時系列で並べたくなってしまって
「これ何年生だっけ?」を気になって
いろいろ資料を調べ始めたりして
並び終えた頃には疲れ果てている
という経験が私にもあります

それだけならまだ良いのですが
アルバムに貼った後で
新たに写真が発見されたりもして
そんなことになるともうやりたくなくなって
そのまま数年放置・・・
そしてまた写真は溜まる・・・

こまめに整理しておけば良かったのでしょうが
できないときもありますよねぇ

このように私の中では
「アルバムは時系列で並べなければならない」
という思い込みが強くありましたが
「こだわらなくていいんだ」
と非常に新鮮な気持ちを得ることができました

”力のある写真”をプリントアウトしよう

今は、ランチの写真もすぐに撮ってしまう人がいますね。それを全部プリントしようとしたら、すごい数。だから、「プリントするのはおっくう」と感じるかもしれません。
でも、発想の転換です。「撮ったらプリントすること」を前提にしてしまう。そうしたら、「たくさん写さへん」
(中略)
撮った写真を5年後に見たとして、自分がいろいろ思い出すかどうか?そういう”力のある写真”かどうか?それが大事なのです。

『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』第2章 写真プリントの効用 より引用

今はデジカメやスマホで写真を撮ることが
主流となっており
昔のインスタントカメラやフィルムの頃に比べて
非常に手軽に、気軽に写真を撮るようになりました

でもだからこそ余計に
プリントアウトする機会はめっきり減り
撮って満足だったり
時々見返すことはあっても
いずれ忘れられていく写真が
私のスマホの中にも大量にあります

デジタルの中だけで完結でOKと考えるなら
それはそれで良いとは思いますが
撮ったものすべてをプリントアウトするなら
厳選して撮る方が良いのでしょうね

私の場合、撮った大量の写真の中から
プリントアウトするものを厳選しますが
それはそれでかなり手間

手間や物を増やさない事前の心構えが
大切なのかもしれませんね

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