読書記録『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』
本書は写真が大量にあって整理できなくて
困っている方におすすめです
本書は以下の5部構成で書かれています
『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』
1 《いろはアルバム》を作ろう
2 写真プリントの効用
3 《家計の写真集・千代》を作ろう
4 写真整理とセカンドライフ
5 古い写真の活用術
時系列にこだわらなくていい
いちばんの悩みの種は、時系列にこだわってしまったこと。
『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』はじめに より引用
「小学2年生のときの写真はあるのに、1年生のときの写真がない」
「卒業式の写真はあるのに、入学式の写真が見つからない」
と、写真を探したり、年代順に並べたりするだけで精いっぱいになってしまいました。
本書では時系列にこだわらない
アルバムの作り方が紹介されています
確かに写真を時系列で並べたくなってしまって
「これ何年生だっけ?」を気になって
いろいろ資料を調べ始めたりして
並び終えた頃には疲れ果てている
という経験が私にもあります
それだけならまだ良いのですが
アルバムに貼った後で
新たに写真が発見されたりもして
そんなことになるともうやりたくなくなって
そのまま数年放置・・・
そしてまた写真は溜まる・・・
こまめに整理しておけば良かったのでしょうが
できないときもありますよねぇ
このように私の中では
「アルバムは時系列で並べなければならない」
という思い込みが強くありましたが
「こだわらなくていいんだ」
と非常に新鮮な気持ちを得ることができました
”力のある写真”をプリントアウトしよう
今は、ランチの写真もすぐに撮ってしまう人がいますね。それを全部プリントしようとしたら、すごい数。だから、「プリントするのはおっくう」と感じるかもしれません。
『人生を1冊でふりかえる手作りアルバム』第2章 写真プリントの効用 より引用
でも、発想の転換です。「撮ったらプリントすること」を前提にしてしまう。そうしたら、「たくさん写さへん」
(中略)
撮った写真を5年後に見たとして、自分がいろいろ思い出すかどうか?そういう”力のある写真”かどうか?それが大事なのです。
今はデジカメやスマホで写真を撮ることが
主流となっており
昔のインスタントカメラやフィルムの頃に比べて
非常に手軽に、気軽に写真を撮るようになりました
でもだからこそ余計に
プリントアウトする機会はめっきり減り
撮って満足だったり
時々見返すことはあっても
いずれ忘れられていく写真が
私のスマホの中にも大量にあります
デジタルの中だけで完結でOKと考えるなら
それはそれで良いとは思いますが
撮ったものすべてをプリントアウトするなら
厳選して撮る方が良いのでしょうね
私の場合、撮った大量の写真の中から
プリントアウトするものを厳選しますが
それはそれでかなり手間
手間や物を増やさない事前の心構えが
大切なのかもしれませんね