読書記録『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』

 著者:ひすいこたろう
 発行所:ディスカヴァー・トゥエンティワン
 2012年12月15日 初版第1刷発行

全ての人におすすめです

本書は以下の5部構成で書かれています

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』

 第1章 後悔なく生きる
 第2章 ドリーム(夢)を生きる
 第3章 ミッション(志)を生きる
 第4章 ハートの声(本心)で生きる
 ラストメッセージ

一番つらいことはすでに乗り越えている

僕らは、究極の逆境をすでにくぐり抜けてきています。
それは、誕生の瞬間です。(中略)
人生では、いろんな大変なことが起きるけど、一番つらいことは、すでに乗り越えているんです。

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』第1章 後悔なく生きる しつもん4 より引用

この一節にはなるほど確かに!と思いました

自分が産まれたときのことは当然ながら
覚えていませんが
私自身出産を2度経験していますし
その前に稽留流産も経験しました

ありきたりなことばではありますが
妊娠や出産は本当に奇跡というべきもので
そして毎日生きていることも奇跡の連続

毎日いろんなことが起こって
そのなかにはつらいことや悲しいこと
悔しいこと、理不尽なことなどが起こって
嫌になってしまうこともあるけど
でも出産時の逆境に比べればなんのその
ってことなんですよね

上の引用部分で中略にした部分にこのようにありました

なんせ、頭蓋骨がゆがむほどの苦痛を乗り越えて産道を通り抜け生まれてくるのです。最近、頭蓋骨がゆがむほどハードな逆境ってないですよね?(笑)

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』第1章 後悔なく生きる しつもん4 より引用

なんだかこう考えると
これからやってくるどんな困難も
乗り越えていけそうな気がしますね

せっかくなので
大好きなDREAMS COME TRUEの「ねぇ」
からも引用↓
「大丈夫 最悪のときはもう過ぎているから」

これが最後だと思う

これが人生最後の挨拶だ。
これが人生最後の出社だ。
これが人生最後の電話だ。
これが人生最後のメールだ。
これが人生最後のキスだ。
これが人生最後の読書だ。
これが人生最後のサヨナラだ。
これが人生最後のごめんなさい。
これが人生最後のありがとう。

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』第4章 ハートの心(本心)で生きる しつもん24 より引用

またいつでも会えるとか
またいつでもお礼が言えるとか
そんな確証はどこにもないのに
私たちはいつも
「次がある」って思ってしまっているんですよね

私は旅行に行ったときなど
宿泊した旅館やホテルの部屋をでるときに
名残惜しい気持ちも相まって部屋に向かって
「ありがとう」とつぶやいています

それはもうここに来ることは
おそらくないとわかっての行動なんですよね
再びその場所を訪れても
同じ部屋になるとは限りませんし

そうやって「最後」だとわかっていると
ちゃんと感謝ができるのに
普段は「最後」だって思っていないから
なかなか感謝できなかったりもする

常に「最後かもしれない」と思って
生きていくと人や物事に対する重みみたいなのが
変わってくるんだろうな

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