エッセイ「制服を選ぶ」という青春の多様性
夏休みの間に中3の我が子と高校見学に行った
高校という場所に入るのは随分久しぶりで
懐かしいなぁいいなぁという思いにかられた
私は高校時代遊んでばかりいて
今から考えるとよく卒業させてもらえたな
というレベルのため
後悔がないこともないのだが
だからこそ、とても楽しい思い出として
私に残っている
私が高校生の頃は制服は決まりきっていたが
長男と共に行った高校は3校とも
女子はスカートかスラックスかを選ぶことが
できるらしい
公立高校にもかかわらず。
時代というのもあるんだろうけど
いいよね、こういうの
やっぱり個々の価値観が
もっと認められるべきだと思う
スカートを履きたい子もいれば
履きたくない子もいる
女の子はこうじゃなきゃいけない
なんていう価値観の押し付けはもう古い
枠にはめようとせず
そして自分自身も枠にはまろうとせず
「自分」というものを大切にできる世の中で
あってほしい
制服を選ぶということで
今までよりも少しだけ
青春の多様性が認められた気がして
他人事ながらなんだか嬉しく思う
自分のやりたいことをやって
目指したいものを探して
それに向かって悩みながらも突き進む
人それぞれ異なる形があっていいんだよ
高校生!めいっぱい青春を謳歌してくれ
そして長男をはじめとする中学校3年生!
悔いのないよう勉強してくれ
楽しい高校生活が待っているぞ
(たくさんの勉強も待っているけど)