エッセイ「応援の変化」という人生の面白さ

私は高校入学から20数年の間
願い続けていることがある

それは「母校の甲子園出場」だ

私の母校は今の私からは想像できないほどの
進学校で、一見甲子園とは無縁に思われる

念の為言っておくがこれは自慢ではない

中学時代まではまじめに勉強していたこと
ガラの悪い中学校だったため内申点が簡単に取れたこと
これらにより地元では有名な進学校に
合格できたわけだが
入学後全く勉強せず遊んでばかりいたので
400人中385番くらいだった
髪も決して黒くはなかった
そんなかんじだったのでよく卒業できたなと思う
多分、追い出された形だろう(笑)

話を戻そう

そんな高校ではあったのだが
硬式野球部は歴史もあり意外にも強い

随分昔には甲子園に出場したこともあるらしい

私は野球好きで高校在学中も
夏の県予選はほぼ全試合、応援に出かけた

が、私の在学中含め卒業してからも
甲子園には行けていない

県ベスト8までは行けることもあるが
なかなかそれ以上は難しいようだ

いつか母校が甲子園に出場してくれることを
願っている

こんな私だが今年から様相が変わった

長男が高校生になったからだ

幸い長男の通う高校と私の母校は県が異なるので
両方同時に応援ができる
それぞれの県代表として
甲子園に行ってくれることを願っている
(ちなみに長男が野球部に所属しているわけではない)

子どもの成長と共に夏の高校野球の応援も
変わるもんだから人生って面白い


コメントを残す