読書記録『0秒で動け』
「わかっているけど動けない」人のための自分を瞬時に動かす最強の方法
「行動力」は「才能じゃない」
本書は「気合だけでは動けない」「納得するまで考える時間がない」「結局、行動力がないからできない・・・」
そう思っている人のための正解のない世の中で一瞬で決めて動くための最強の方法が記されています
本書は以下の4部構成で書かれています
『0秒で動け』
1 結論を出せ!
2 一歩踏み出す
3 人を動かす
4 「軸」を持て
フィードバックは後ほどいただこう
踏み出し続けられる人の考え方
〇 最初は、フィードバックは無視する
× 他人のフィードバックを大事にする(略)ここで大切なのは、せっかく踏み出した第一歩を、第二歩、第三歩につなげていくことです。
『0秒で動け』第2章 一歩踏み出す 動き出したら反省しない(フィードバックを受けない)より引用
なにか行動を起こしたときに誰かからフィードバックをもらうことがあるかと思います。その際、ダメ出しをされてへこんでしまって続けられなくなってしまったこと、ありませんか?
褒めてもらえれば続けて頑張ることができていたかもしれないのに、ダメ出しをされたことで頑張ろうという意欲がなくなってしまったんですね
そこで負けずに頑張ることができるのならば良いのですが諦めてしまう可能性があるのならばフィードバックは真に受けずにスルーしましょうということです
私は自身のKindle本のAudible化を行っています。私の場合「やりたい」という想いだけで独学で突っ走り、自身のナレーションスキルに関してプロにアドバイスを求めるようなことはしませんでした。そして無事Audible化することができました。私がもしもあの時ナレーションのプロの方にアドバイスを求めていたら、ダメ出しをされて諦めていたかもしれません。そうでなかったとしても「もう少し練習して上手になってからにしよう」と考えてたのではないかと思います
動き始めた最初の段階では勢いが大事だったりします。負のフィードバックを受けることでその勢いが衰えてしまうのであればそれは聴かない方が良いということですね。動き始めてしまえば少し余裕が出てきます。フィードバックはその時に、少し余裕が出てきてから聴けば良いのではないでしょうか
ツッコミどころを探してはだめ
反対意見を怖がらない
〇 反対意見が出たら、共通項を探す
× 反対意見が出たら、相手のツッコミどころを探す(略)「ここは一緒だけど、ここは違いますね」というところまで一緒に話をしていきます
『0秒で動け』第3章 人を動かす 対立したらどうするか より引用
上記の内容が記載されている第3章は「人といい関係をつくり、動いてもらう方法」が書かれています
先ほどの内容とも重なる部分がありますが、反対意見を恐れるがあまり動けないこともあるのではないでしょうか
そして自分の意見と異なる意見が出た場合、ついつい自分の意見を押し通そうとして相手の意見の欠点のようなものを見つけてそこを突っ込んでいってしまうという人もいるかと思います(私は気を付けていないとその傾向にあります)
自分の意見を大切にするのは良いのですが対立してしまっては話が進まず困ってしまいますよね。それこそ自分自身も動けなくなってしまいますし、相手に動いてもらうことも難しくなります
そんなときはアラ探しをするのではなく、共通項を確認していき、合意点を見つけていくことが重要だそうです。お互いの意見の落としどころを見つけてうまくやっていきたいですね
今回は「0秒で動け」という本についてまとめてみました。「自分は行動力がない」と思っている方は読んでみてはいかがでしょうか