風邪で声が出なくなったので不都合な点をまとめてみた
数日前から風邪で声が出ない
正確に言うと有声音が出ない状態であって
ひそひそ話ならできる
さてこんな状態なので色々不都合なことがある
言語聴覚士たるもの
声が出ないと仕事にならないのだが
仕事含め色々と困るものだ
今回はそれをまとめてみたいと思う
声が出なくて不都合な点
① 意思伝達に時間がかかる
② 相手と接近しなければならない
③ 伝達できる情報量が限られる
④ 誤解を生むことがある
⑤ 電話は困難
① 意思伝達に時間がかかる
声に出して意思を伝達することができないので
文字を書く、ジェスチャーで伝える、
絵を描く、スマホやPCに文字を入力する、
といった代替手段が必要となる
これらも立派なコミュニケーション手段では
あるのだがやはり話すことに比べると
時間がかかってしまうことは否めない
(ジェスチャーは瞬時に終わる場合もあるが)
声が出ないと意思伝達に時間がかかってしまう
② 相手と接近しなければならない
ささやき声で伝えるにしろ
書いた文字を見せるにしろ
相手にある程度近付かないと
意思の伝達はできない
いつも通りに声を出すことができれば
多少離れていても可能だが
この状態では近付かないといけない
というわけだ
③ 伝達できる情報量が限られる
①のように時間がかかってしまうこともあり
伝えられる情報量はどうしても限られてしまう
私の感覚ではあるがおそらくその情報量は
2~3割に減少してしまう
④ 誤解を生むことがある
声をかけられても
しっかりと返事できないので
「無視された」などと
誤解をされてしまうこともある
また、③のように情報量が限られることで
自分の意思が十分に伝わらず
誤解を招いてしまうことも考えられる
⑤ 電話は困難
実際に面と向かっていれば上述のような
代替手段を使うことが可能なのだが
電話だと音声しか使うことができない
ひそひそ話声で話すことなら可能だが
相手の周囲の環境によっては
聞き取ることは困難だろう
そのため電話はかなり難易度が高い
ちなみに・・・
声が出なくて良かった点はなくもない
かなり個人的な理由ではあるが
① ブログネタになった
② 夫がイラつくことを言ってきたが
すぐに言い返せなかったことで
けんかにならずに済んだ
③ 話すことに困難さを抱える
患者さんや利用者さんの気持ちが
少しかもしれないが理解できた
まぁこのような良かった点があったとはいえ
やはり声が出るということは素晴らしく
ありがたいことだ
はやく治したいと思う
皆さまもくれぐれもお気を付けくださいませ