Kindle本を出版して得られたもの
最近Kindle本を出版する人が増えています
私は2019年9月に1冊目のKindle本を出し、これまでに31冊出しました(2023年6月現在で既に出版停止にしてしまっているものもありますが)
飛立未鳥のKindle本はこちら
さて私はこの3年半Kindle本を出版してきたなかで様々なものを得たので今回はそれをご紹介します
Kindle本を出版して得られたものとして大きく4つにわけられます
・作成に関するもの
・マーケティングに関するもの
・自分自身に関するもの
・その他
① 作成に関するもの
① 作成に関するものとして構成力、執筆力、表紙などのデザイン力が挙げられます。
Kindle本として1冊作り上げるためにはただやみくもに書き始めてしまってはいけません。
自分が伝えたいことはなにか、それを伝えるためにはどうしたら良いかということなどを念入りに考えていく必要があります。
そのあたりのことはこれらのKindle本に書いております
・読みやすいKindle本を書く方法
・読者の心により深く伝わるKindle本を書くための3つのポイント
またYouTube動画にもまとめております
執筆力は書けば書くほど向上していきますね。
表紙はココナラなどで外注しても良いのですがCANVAなどで自分で作ることも可能です。私は最初は外注でお願いしていましたが最近は自分で作っています。表紙の他、本の中で図解を用いることがあるのですがその図解のデザイン力も少しずつついているように思います。もちろんプロには及びませんがそれなりのものは作れていると自負しております。A+コンテンツもありますね。
以上のような構成力、執筆力、デザイン力がKindle本を作成する工程で得られたものです。
②マーケティングに関するもの
② 続きましてマーケティングに関するものが挙げられます。
Kindle本出版とは切っても切れない関係にあるSNS運用力が重要となります。
Kindle出版はTwitterと相性が良いように思いますのでうまくTwitterを運用していく必要があります。また音声配信stand.fmもKindle本を書いている人が多いので相性が良さそうです。
これらのSNSを日々行っていくとこれらの運用力が身についていきます。
どのようにSNSを使っていけば自分のKindle本を読んでいただけるか、私自身精進の日々ではありますが。私はKindle本を出してからTwitterを始めたこともありそれまで全く培ってこなかった力ではあるのでSNS運用力は身についたのではないかと思います。
③ 自分自身に関するもの
③ 続きまして、自分自身に関するものです。物事を多角的に見る能力、そして自己肯定感が挙げられます。
Kindle本を書くためには物事を一方から見るのではなく、違う考え方はないか、他の見方をしてみたらどうなるだろうと考える必要があります。そうしないとただの自分の意見の押し付け本になってしまいますからね。自分の伝えたいメッセージは非常に大切ではあるのですが、一度俯瞰して考えてみることでより立体的に意見をまとめられるようになります。繰り返し行っていくことで物事を多角的に見る能力が養われます。
そして自己肯定感です。私にはうつ病の既往があります。1冊目のKindle本を書いていた頃はまだ復職できていませんでした。うつ病になったことで自己肯定感はズタズタに崩れ落ちていました。しかし1冊、また1冊とKindle本を書き出版するうちに「こんな自分でもひとつのものを作り上げることができた」という達成感を得ることができました。そして次第に、崩れ落ちていた自己肯定感を構築することができたのです。
これはうつ病の既往がなくても同様のことが言えると思います。
自分で1冊のKindle本を作り上げることができたという充実感や達成感がなにものにも代え難い自信へと繋がることでしょう。
④ その他
④ そして最後にその他、人との繋がりです
SNSで知り合ったKindle作家仲間や自分のKindle本を読んで共感し応援してくれる人。これらの人との繋がりを得ることができました。
Kindle作家仲間に関してはやはり同じところに向かっているので気が合うことが多いですし、情報共有をしてお互いに助け合っていくことができます。
応援してくれる人はいわばファンと呼べる人でもあると思うので本当にありがたく、大切にしたいですね。
今回は私がKindle出版をして得られたものを考えてみました。本当にいろいろなものを得ることができました。改めてAmazon様に感謝申し上げます
なお私は今後もKindle本を書き続けていきたい気持ちはありますが、私には商業出版という夢もあります。この夢に向かって突き進んでいきたいと思います。皆さま引き続き応援よろしくお願いいたします