滑舌良く聞こえる音声配信収録のポイント(収録時編)
stand.fm(以下スタエフ)などの音声配信において
「もっと滑舌良く喋りたい」
と思っている方は多いのではないでしょうか
ここでは滑舌良く、なおかつ明るく聞こえるためにはどのようにしたら良いかお伝えしていきます
なお、この記事はプロの方向けの内容ではなく、音声配信を楽しみたい一般の方向けの内容となっておりますのでご了承くださいませ
前の記事では収録前の準備をお伝えしてきました。前の記事「滑舌良く聞こえる音声配信収録のポイント(収録前の準備編)」はこちら
今回は収録時のポイントをみていきましょう
収録時のポイント
① 背筋を伸ばして座る
② スマホを20~30cm離して置く
③ ある程度の声量を保ちながら話す
④ 口角を上げてほほえみながら話す
① 背筋を伸ばして座る
猫背になっていては良い声は出ません。
背筋を伸ばして座り、下腹部に力をいれましょう。
② スマホを20~30cm離して置く
音声配信の収録スタイルとして
・スマホで直録り・編集なしスタイル
・マイクとパソコンを使用し編集ありスタイル
大きくこの2つがあるかと思いますがこの項目に関しては「スマホで直録り・編集なしスタイル」の場合に該当する内容となります。
なおこれらのスタイルのどちらが良いか?と考えている方もみえると思うのでまた別の記事にてこれらのメリットデメリットをご紹介したいと思います。
さて、スマホで直録りスタイルの場合、スマホに向かって話しかける形となりますがその際スマホを口から20~30cm離して置いてください。
「少し遠くない?」
と思われた方もいらっしゃることでしょう。その理由は次の③で書いていきます。
またスマホの下部にあるマイクの部分を90度程度回転させ、自分の方へ向けないようにしましょう。これはなぜかと言うと、リップ音の侵入を少しでも防ぎたいという気持ちからです。どの程度効果があるかはわかりませんが(^-^;
さてリップ音とは、話している時にたびたび発生するピチャピチャという音です。仕方のない音ではありますが極力減らしたい音ですね。というわけで少しでも入らないように私はスマホのマイク部分を自分の方へ向けないようにしています。
女の子がかわいくてちょうど良いデザインだったので下の画像を貼り付けますが、この画像の通りだとスマホと口の距離はちょっと近いかもしれませんね。
③ ある程度の声量を保ちながら話す
さて②で20~30㎝離すことをお伝えしました。その理由とも絡んできます。
小さい声で話すとどうしても口の動きが小さくなり、ぼそぼそとした話し方になります。一方、少し大きめの声で話すと口の動きも大きくなり、はっきりと話すことができます。
スマホを20~30cm離すことで「大きな声で話さなきゃ」という意識が働きます。そしてそれに伴い、口をしっかりと動かして話すことができます。
ある程度の声量を保ちながら話すことで滑舌の良さへと繋がるのです。
試しに10文節程度の適当な文章を小さい声と少し大きめの声で言ってみてください。この時録音をして後程ご自身で聞き直してみると分かりやすいと思います。少し大きめの声で話した方が滑舌良く聞こえるのではないかと思います。お試しくださいませ。
④ 口角を上げてほほえみながら話す
これに関しては滑舌良く聞こえるためではなく、明るく元気よく聞こえるためのコツとなりますが、口角を上げてスマホに向かってほほえみながら話すことで聞こえる印象は随分と異なります。
音声配信はその名の通り音声のみの配信であるため話しているときの姿は見えません。寝起きですっぴんであろうが寝ぐせがついていようが関係ありません。外見がわからないという点は音声配信の良さでもあります。
しかし、他の方の配信を聴いていて「今日はなんだか元気がないな」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
毎日のように聴いている配信者さんであれば、声だけでその人の調子がわかるものです。
それだけ体調や気分や表情が声にあらわれるということ。
口角を上げてほほえみながら話すだけで、聴いてくれている方に「明るく元気が良いという印象」を持ってもらえるのです。
今回は滑舌よく聞こえるための収録時のポイントをお伝えしてきました。
家族が寝ている、壁が薄いため隣の住人に迷惑になるかもしれないなど、少し大きめの声で収録をすることが難しい場合もあるかもしれません。そのためこの通りにできない場合もあるかと思いますが、よろしければ参考になさってくださいね