音声のAI変換の依頼がきたんだけど・・・

少し前に
音声のAI変換の依頼がきました

詳しいことはよくわからないけど
いわゆる「ひろゆきメーカー」的な
ものではないかなと予想しております

大変興味深かったのですが
結論、お断りさせていただきました

理由としては
『デメリットを越えるメリットが思いつかなかったから』

「面白そう!」という理由だけで
突っ走るにはリスクが大きいかなと思いました

なぜならこれができると
私の声でなんでも喋らせてしまうことができる
ということ

誹謗中傷でも偏った考え方でもエロ系でも。

もし、なにか自分の意に反した発言が
AI音声によって発せられた場合
ひろゆきさんであれば火消しができても
今の飛立未鳥では火消しできない
なぜなら影響力がないから。

私が言っていなくても
私が言ったことになってしまう危険性がある
と考えました

そしてもしこれが完成したとしたら
私がAudible用に収録する意味は
全くなくなってしまう

これはこれまで私にAudibleの朗読を
依頼してくださった方々に
申し訳ないと考えました

そしてもうひとつ

私は言語聴覚士として
生の音声というものにこだわってきました

機器を使うこと、AIを使うことが
決して悪いことではありません
むしろ素晴らしいことだと思っています

今回のこのサービスも
喉頭がんの方が事前に自分の声をAIに
記憶させて、手術により声帯を失った後も
スマホやパソコンにテキストを入力すれば
自分自身の声で相手に想いを伝えられる
というような活用がされたら
本当にステキだなと思います
(既にできるようになってるのかな?)

ただ、私は人間の声が好きで
ついでに音楽はアカペラが大好きで
失語症の患者さんには自分の声で
想いを伝えてほしいと願い
リハビリをさせていただいています

だから正直な所
私の活動からズレるんですよね

報酬がめちゃめちゃ大きいとか
依頼主が私の声に惚れ込んでいるとかなら
また話は違ったかもしれないけど(笑)
そういうわけでもなく
私にはメリットは特になく
そして活動や信念の軸からズレている

そんなわけでお断りしました

それにしても最近のAIはすごいよね

今回の内容はあえてAIが書いていないと
思える、いまいちまとまっていないような
文章にしてみました(笑)

だってちゃんと自分で書いているんだもん

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