ことばの羽根 ~あるSTの物語~28
前回のお話はこちら
前回を書いてから随分経ってしまったが
続きをかいてみたいと思う
私が入職した2004年当時もまだあまり
言語聴覚士という仕事は浸透していなかった
病院内でさえそのように感じたのだから
無理もない
もちろん一緒に仕事をするスタッフとして
認知はされていたが
どこか ” 職種として ”
なじめていないかんじがあった
これは「私が」というのではなく
「言語聴覚士が」なじめていないと
感じていたのである
どんなところでそれを感じたかというと
その一つが呼び方である
理学療法士を呼ぶときは「PT]
作業療法士を呼ぶときは「OT」
なのにもかかわらず
言語聴覚士を呼ぶときだけ
「STさん」だったりするのである
こんなところにどこか壁を感じていた
ちなみにこの壁は
この先いつか書くであろう
2つめの就職先でも同様であった
続く。
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