エッセイ「モノより体験を手に入れたい」という欲望

エクスペリエンス・マーケティング
(通称エクスマ)の基本思想として

「モノを売るな!体験を売れ!」

というのがある

私は現時点ではエクスマ塾生ではなく
新春セミナーを1度受けただけだ
しかしスタエフ「ワカの朝活」を1年以上
毎日聴いており
幾分か染みついてきたように思うので
今回はこのことばからふと感じたことを
書いてみたいと思う

家族でテレビを観ていて
美味しそうな食事が出てくることがある
そこで

美味しそーぅ
食べたい!!
ねぇねぇあれ食べに行こうよ

と家族に投げかけることがある

ここには
「その食事を食べたい」という感情も
もちろん含まれてはいるがそれだけではない

・この場所この空間を家族と共有したい
・このお店への道中で他にもどこか行
きた
・家族でのドライブを楽しみたい
・献立立案、買い出し、調理、後片付けの
  家事から一食分解放されたい
・写真を撮ってSNSに投稿したい
・家族での思い出の1つとして心に刻みたい

こんなような欲求もあるわけだ

「食事をする」というモノだけでなく
上記のようなそれに付随する体験も求めている
(ニュアンスが異なっていたら申し訳ない)
ということだ

しかしモノにだけフォーカスしてしまうと

えー
ちょっと高いよ
あれならうちで作れそうだよ
わざわざ行かなくてもいいじゃん

という返答になってしまう

言わずもがなこれはほぼ我が家での会話だ
私が「食べたい、行きたい」ということに対し
拒否をされ、言い合いになる

その食事に強く執着があるわけでもないのに
拒否をされモヤモヤしてしまう原因は
こういうことだったのかと
エクスマの基本思想を知って腑に落ちた

私は美味しそうなその食事だけを
求めているわけではないのだと

もしあなたの家族が
ここに行きたい
これを食べたい
と言ったら、その表面上の欲求だけを捉えずに
その背後にある欲求がなにかを
考えてみてはいかがだろうか

そして
その欲求を少しでも
叶えてみてはいかがだろうか

そうすることで夫婦円満、幸せ家族に
一歩近づくかもしれない


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