エッセイ「靴下神経衰弱」というやりたくない家事
私には嫌いな家事がある
(大抵の家事はあまり好きではないのだが)
それは何かというと
靴下神経衰弱だ
つまり靴下の左右のマッチングをすることだ
子どもが小さいうちは
靴下にキャラクターがついていたり
柄が入っていたりして
一目瞭然だったため苦にならなかった
しかし中学生となった今
夫、長男、次男
3人の靴下はほとんど同じだ
黒もしくは紺の無地
全く同じであれば気にしなくていいのだが
全く同じではないから厄介だ
長さと大きさがびみょーに違うのだ
ひとり一足ずつであればまだ良いのだが
それが雨などにより途中で履き替えて
枚数が増えていたら本当に大変だ
靴下神経衰弱はあまり楽しくない
しかし
夫と同じ程度にまで足が大きくなった
ということは本当に微笑ましいことだ
私の足のサイズよりも大きくなり
玄関はでっかい靴でいっぱいだけど
靴下神経衰弱は楽しくないけれど
それでもやっぱり子どもの成長は嬉しいものだ