地震被災地付近に住む友人へ連絡していいの?
地震が起きた際に友人がその付近に住んでいる場合
友人のことが心配ですよね
「大丈夫?」って聞きたいけれど
連絡をしていいものか躊躇ったという方も
いらっしゃるのではないでしょうか
今回は被災地及びその近くに住んでいる友人に
連絡をとることについて考えてみたいと思います
2024年1月1日に能登半島にて地震が発生しました
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます
どうかご自愛くださいますよう心よりお祈り申し上げます
連絡をするメリット・デメリット
被災地及びその付近に住む友人に連絡をする
(電話、LINE、ショートメッセージ等)
メリットとデメリットは以下のようなかんじです
友人に連絡をするメリット
友人:心配してくれている人がいるという安心感を得られる
自分:友人の無事を確認でき安心できる
友人に連絡をするデメリット
友人:返信の手間がかかる、スマホの充電残量が減る
自分:特になし
余震などに怯え不安でいるときに
友人から連絡がきたら
その不安が少し和らぐことでしょう
その連絡が心の支えになるかもしれません
しかし友人にはその対応をしている余裕がないかもしれません
「返信できるときにしてくれれば良い」
とも思いますが
もしスマホの充電残量がわずかだとしたら
1件のLINEを開いて読むという作業が
それこそ命取りになる可能性だってあるでしょう
被災地ではスマホの充電が十分に行えない場合も
あるでしょうから、
友人を心配して送ったLINEとはいえ
得策ではないかもしれません
連絡をしないメリット・デメリット
一方、友人に連絡をしない
メリットとデメリットは以下のようなかんじです
友人に連絡をしないメリット
友人:目の前のことに集中できる、スマホの充電残量が減らない
自分:特になし
友人に連絡をしないデメリット
友人:不安な気持ちは和らがない
自分:友人から「冷たい奴だ」と思われる可能性がある
友人に連絡をしないことで
友人に余計な手間をとらせたり
友人のスマホの充電残量を奪わずに済みます
しかし友人の不安な気持ちは和らぐことは
ありません
そして後々友人から
「連絡をくれなかった冷たい奴だ」
と思われてしまう可能性が隠れています
友人にとって不安なときに
「連絡をくれた人」と「くれなかった人」で
線引きをされてしまうかもしれないというわけです
友人のことを心配して考えた結果
あえて連絡をしなかったとしても
そのように思われてしまうのは
非常に残念ではあるのですが
まぁそういうものでしょう
私にも石川県に住んでいる友人がおり
安否が大変気になっておりました
連絡をしようかと思いましたが
いろいろ考えた結果自粛しました
私は連絡をしないという選択をしましたが
これが正解というわけではありません
上記のようにどちらにもメリットデメリットはあります
ただ、ひとつ頭に入れておいてほしいのは
「大丈夫か気になって仕方ないから」
と言う理由では単なる自己満足ということです
上記のようなデメリットもあることを
理解した上で連絡をするべきかとは思います
どうするのが1番正しいのか答えはありませんが
個人的には
「友人には数日経ってから連絡をする」
ことをおすすめします
安否連絡で優先されるのはその人自身のご家族です
そのあと職場や学校
友人はそのあとくらいに位置すると思われます
そのため、心配ではありますが
友人への連絡は数日控えた方が良いかなと思います
そしてこんなときにSNSというのは本当に便利で
「無事です」という一言だけでも
Xのポストなどで発信してくれると
心配している友人は安心することができます
今回私の友人もスタエフを通して
声で自らの無事を発信してくれていたので
私も安心することができました
こういうときだから余計に
SNSをうまく活用していきたいですね